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◆ご質問の中で多いものをQ&Aとしてまとめましたのでご参照下さい。
  【インクジェット出力編】
1、 バナー加工とは?
 出力されたプリントを展示できるように、補強材を挟み込んでプリントの端を折り返し、ステンレスのはと目を打ったり、プリントをつなぎ合わせて、一枚の大きなサイズの物に加工することです。プリントできるメディアは、種類によって幅のサイズが異なりますが、大体1300mm前後のものが多いです。長さに関しては、ほぼ制限がありません。
2、 耐久性は?
 当社のプリントは、すべて顔料インクを使用しています。自然な状態での紫外線耐久力は200年以上といわれていますが、現実的に退色を起こす原因は紫外線だけに限りません。空気中の酸素による酸化、空気中の酸性ガス(車の排気ガスなど)、温度変化による化学変化、風雨による物理的影響などがあります。

 当社のプリントは基本的に屋外での使用を前提としております、そのためプリント後、表面にいくつかの加工を行っています。ひとつは、ウレタン樹脂によるコーティング、耐候性フィルムによるラミネート加工です。耐久性の目安として、無加工のもので、屋内3年屋外6ヶ月。ウレタン加工で、屋内においては現在のところ、汚れ以外は、変化を認められません。(現在5年経過)屋外においては3年経過でほとんど変化なし。ラミネート加工でもほぼ同じ結果を得ています。ラミネート加工はフィルムでプリント表面を覆ってしまうため物理的ダメージを受けにくいという特性があります。施工場所の環境によってよりよい表面加工の方法をお選び下さい。
3、 データ形式は?
 PhotoShop Illustrator Pict Tiff Jpeg Eps等ほとんどの画像データ形式に対応することができます。またDXF等のCADデーターで出力することも可能です。また、プリント、ポジフィルム、ネガフィルムからスキャンしてプリントデータの作成も行っています。
4、 納期は?
 出力物の作成の流れは、データ処理、色校正の出力、本番プリント、加工、施工、となりますが、プリント作成は約1週間です。製作物により全体納期は変化しますので、事前に、ご連絡下さい。
5、 プリントサイズの限界は?
 小〜大プリントサイズの限界は、プリントデータの解像度の限界と一致します。現在最大サイズの実績として、11メートル×25メートルという物があります。ただ、プリントメディアの最大幅は、2メートルの物が最大で、大きな物は接ぎ合わせて施工することになります。
6、 メディアについて(どんな素材が他にありますか?)
 大型のインクジェットプリントでまず必要な条件として、大型出力に耐えられる強度が必要になります。そこで、ほとんどは合成紙になるのですが、変わったところではゴムシートや、和紙、木板にプリントした経験があります。当社のプリンターは、メディアの厚みに左右されない物もありますのでご相談ください。
  【施工技術編】
1、 展示環境による画像の見え方について
 通常、手に持てるサイズのプリントでは、ほとんど気にならないことなのですが、プリントされるサイズが2メートル5メートルと大きくなってゆくにつれて、鑑賞する環境が画像に大きく影響を及ぼしてきます。もっとも大きな影響はコントラストの低下です。屋内の広い空間たとえばホール、ギャラリーなどは、サイズの違いによるコントラストの変化は見かけ上あまり感じられません、しかし、屋外それも高所に取り付けられた物は、大きくコントラストが低下して見えます。それは光線のコントラストと鑑賞者とプリントの間にある空気による物です。そのため、見かけ上の画質を一致するために環境におおじて、出力のコントラストを変えてあげる必要があります。
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